スウェディッシュマッサージは1800年代に
スウェーデン人のパー・ヘンリック・リング
(Per Henrik Ling)氏が
「戦争で疲弊した全ての国民を元気づけるために」
という国王の命をうけ考案したマッサージテクニックです。
リング氏は自身のバックボーンである解剖生理学や
運動生理学の知識と、フェンシング、乗馬などの動きに基づき、 このマッサージテクニックを確立しました。
その優れた技術はスポーツマッサージ、リンパマッサージ、アロマセラピーなどの近代オイルマッサージの原点として 欧米を中心に世界に広がりました。
日本では耳慣れないマッサージテクニックですが、世界のスパなどではよく見られるポピュラーなマッサージテクニックの1つです。
他のマッサージテクニックと比べて特徴的なのが
『すべての国民を元気づけるために』
というそのコンセプトを忠実に体現した点。
スウェディッシュマッサージは、クライアント(受け手)が健康になるのはもちろん、
セラピスト(施術者)自身も健康になるための配慮がなされた優れたマッサージテクニックです。
リング氏のフェンシングと乗馬の経験が施術者の施術姿勢に生かされています。
セラピスト自身のカラダに負担がかからない、正しい楽な施術姿勢が身につきます
セラピストが痛めやすい腰や手の障害に配慮された優れたテクニックです。
スウェディッシュマッサージは人体の作りに基づき筋肉にアプローチし、リンパや静脈といった循環器系にも働きかけるオイルトリートメントです。
ごく少量のオイルを使用し、 指圧のように筋肉を”点”でとらえるのではなく、滑らせながら”線”でとらえるので、筋線維にダメージを与えず、心地よい刺激とともにしっかりとカラダをゆるめることができます。
慢性的な肩こりのようなカチカチなコリをお持ちのお客さまにもご満足いただけるテクニックです。
また、アロママッサージのように滑らかでソフトなタッチではなく、しっかりとした密着感で、詰まったリンパの流れを開放し、血流も促すので、速やかな疲労回復、むくみの軽減なども期待できる優れたテクニックです。
施術者にとっての他のテクニックとの違いですが、一番は先にも述べたとおり、施術者の身体に負担がかからないように配慮されていることです。
整体師養成所などに通ったことがある方はわかるかと思いますが、多くの養成所ではベッドの高さは決まっていて、その高さに自分自身を合わせて施術をします。スウェディッシュマッサージではまず自分の身長にベッドの高さを合わせてから施術します。動き自体も腰はもちろん、指先なども傷めないよう配慮されています。体重を使いしっかりした圧が出せるような身体の使い方が学べます。
未経験者・小柄な女性でも、無理に力に頼って自分の身体を痛めたりせず、しっかりした圧を出せるようになります。
当スクールでお伝えするスウェディッシュマッサージは、伝統的ないわゆるクラシカルマッサージではなく、より西洋医学、解剖生理学に基づいた北米系のスウェディッシュマッサージとなります。
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